2011年度の活動記録

(1)中央研究院近代史研究所(台湾)を訪問し、宮内季子文書整理(写真分析)のため、清朝皇族に関する研究について、同所黄自進研究員と懇談をした。

(2)台湾法務部司法官訓練所が保管する日本統治時代の刑事判決原本のうち、昭和期24冊4,424件を目録に採録した。これにより、302冊 34,066件の採録を終えたことになる。

(3)第5回「帝国と植民地法制」研究会(2011年7月9日・早稲田大学)を開催した。報告者と報告題目は、①藤野裕子「裁判記録「謄抄本」の可能性と課題-東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館所蔵資料から考える」、②田口守一「米施政下の沖縄における刑事裁判について」であった。