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2008年度の活動記録
(1)早稲田大学図書館に寄贈された「岡松家旧蔵文書資料」8,579点の整理が終わり、「早稲田大学図書館所蔵(マイクロフィルム版)岡松参太郎文書」122リールおよび『岡松参太郎文書目録』820頁を刊行した。詳細はここを参照。
(2)中華民国(台湾)法務部司法官訓練所所蔵の日本統治時代の刑事事件記録史料の仮目録作成の作業を行い、本年度は明治期及び昭和期の刑事判決原本36冊3,380件を採録した。この作業のため、2008年9月7日から同月9日まで、司法官訓練所で調査作業を行った。前年度までの作業分を合わせると、228冊22,938件を目録に採録したことになる。また、国立台湾大学主催の國際研討会:日治法院?案與跨界的法律史研究(2008年3月21日)において、浅古弘が「歴史分析と法:日治時代の台湾法院記録史料」と題する招待講演を行った。なお、2007年度までに採録した仮目録については、『(基盤研究(A)一般)研究代表者:浅古弘(課題番号16203001)東アジアにおける近代法形成と法の回廊に関する実証的研究』(成果報告書)に掲載している。