2002年度の活動記録

    (1)岡松家寄贈図書・文書資料の整理
    ①文書資料の整理・仮目録作成作業
  • 昨年度に引き続き、岡松家から寄贈された文書資料(書架延長約15m)の整理を行い、「岡松家旧蔵文書資料仮目録(未定稿)」を作成した。総件数は8,340件であった(内訳は以下の通り)。岡松甕谷関係記録群182件。岡松参太郎関係記録群8,158件(内、書簡類799件、留学関係580件、法律取調委員会関係93件、台湾関係1,967件、満鉄関係347件、拓殖関係11件、大学・学士院関係426件、原稿類2,336件、ノート類114件、商品カタログ86件、葬儀関係27件、鑑定183件、その他1,189件)。
    ②図書類の整理
  • 昨年度に引き続き、早稲田大学図書館所蔵本との重複調査を行った。
  • 漢籍については、長澤孝三氏の協力を得て、整理を終えた。
    (2)台湾所在の岡松参太郎関係貸料蒐集のため、国史館台湾文献館、国立台湾大学、司法院、台北・台中・台南の各地方法院、台北高等法院、法務部司法官研修所の各所蔵資料の調査・蒐集を行った。
    (3)2003年4月の法制史学会でのシンポジウム(「岡松参太郎の学問と政策提言」)の企画と準備を行った。