宮内季子文書目録 凡例

  1. 本目録は、「早稲田大学図書館所蔵 宮内季子文書」の目録である。
  2. 請求記号は「文書36」とし、一括して特別資料(貴重書)扱いとする。
    資料の利用については、早稲田大学図書館特別資料室の利用案内を参照のこと。
  3. 各資料を内容にしたがってA~Cの3項目に分類した。
    [項目][主たる内容]
    A 書類:京都帝国大学関係書類、司法官試補関係書類、「宮内季子君記念誌」
    B 書簡:宮内季子発信受信書簡、宮内季子家族発信受信書簡、
    岡松参太郎発信書簡
    C 写真その他:宮内季子肖像写真、宮内季子家族写真、粛親王書軸
    *収録点数は、A:86点,B:271点,C:79点の計436点である。
  4. 資料の整理は以下の要領で行った。
    1. 目録から現物の状態を推測できるように、資料の階層構造を親番号・子番号で表すとともに(「A1(親番号)-1(子番号)」など)、それぞれの形態(次項参照)を明記した。 また、複数の資料が封筒・包紙などにより一括して伝来したものについては、その際に付された表題をもって全体のタイトルとし「資料名」欄に記し、個々の名称については「文書名」欄に記した。なおその際、資料を一括していた封筒・包紙なども一資料として扱い、子番号1を付して先頭に配した。ただし、それらの内部に単一の資料しか封入されていない場合は、煩雑を避けるため子番号を設けず、封入された資料のみを目録に記載し、「数量(形態)」欄に「封筒入り」などと示すにとどめた。
    2. 資料の形態は、以下の要領で明記した。
      ①「数量(形態)」欄
      資料形態を、冊(製本冊子)、綴(ひも綴じ、びょう)、封筒入り、葉書などと表記し、数量とともに記した。
      ②「用紙・印刷・筆記形態」欄
      1. 用紙形態(原稿用紙、罫紙など)を明記した。その際、原稿用紙については「原稿(字数×行数)」、罫紙については「罫紙(罫紙名、行数)」と表記した。罫紙名がない場合は行数のみを記した。
      2. 印刷形態を、活版、謄写版などと表記した。
      3. 筆記形態を、墨書、ペン書、鉛筆書、朱書などと表記した。
    3. 目録の記載要綱は以下の通りである。
      ①資料名、文書名、作成者、宛先、作成年月日とも原則として原文のまま表記した。また、作成年が和暦など元号の場合は、それに対応する西暦年を付記した。その他、整理者の判断・推測による場合は( )を付し、適宜備考欄にその旨を補記した。なお、宮内季子、宮内適、岡松参太郎に関する一部資料については、作成地(差出地)・宛先地を作成者名・宛先名の後の〈 〉内に補記した。
      ②旧字・異体字は、人名など固有名詞を除き、新字に置き換えた。
    4. 各項目内における資料の配列は以下の通りとした。
      各項目ともに、宮内季子個人に関する資料を先頭に配置し、その後に宮内季子の家族・親族などに関する資料を順に配列した。それぞれのカテゴリー内では、原則として作成年代順に並べ替えた。
      B書簡については、各カテゴリー内で差出人名・受取人名にしたがって五十音順に配列した。但し、宮内季子発信受信書簡のうち宮内適受信・発信分については、カテゴリーの先頭に配置した。
      なお、C写真その他の資料名にある「宮内季子家族写真」とは宮内季子とその家族が被写体であり、一方「宮内家家族写真」とは宮内季子以外の家族のみが被写体となった写真を指し、それぞれ別のカテゴリーとして配置した。

以上